土曜日は大雨でした。
大抵の大雨には慣れている土佐っ子も
近頃の雨は恐ろしく感じます。
実家のある山間部にいると尚更でした。
どこを見ても水は濁り
ゴウゴウと音をたてて吹き出しています。
午後、防災無線放送が土砂崩れの場所を告げていました。
幸い迂回路があり孤立はしませんが
電柱が倒れ停電し電話線も切れてしまったようです。
携帯はかろうじて通じますが、
ここは電波が弱く安定した通話はできません。
一日遅れてこちらに向かう河童に
ランタンやバーナーなどを頼む事も出来たのですが
気が利かない私はオロオロしていただけ(涙
でもしっかり者(心配性?)の姉が
防災グッズを持って来ていたので助かりました。
ろうそくに灯を灯しランプを出し
夕食は外が明るいうちに始めました。
(ご飯は圧力鍋で炊きましたよー)
久しぶりのろうそくのもとで囲む夕餉は
外の天候とは裏腹に温かく、
父の思い出話しに笑いが絶えません。
でもミイ子はちょっと不安そう・・?
嵐の中での作業のおかげで電気はすぐに復旧し
お供えのお団子作りや(思っていたより大変^^;)
料理の仕込みで忙しく夜は更けて行きました。
復旧に関わってくださった皆様ありがとうございました。
当日、朝早くからご近所の方が台所を仕切って下さり、
「まかせてください」と温かな言葉。
また父に会いに沢山の方にお越し頂き
和尚さんのお経が山に響く頃には雨も上がり
皆様のお陰でおもてなしも無事並びました。
嵐の後の約束は去年もそうでしたが
必ず晴れがやってきます。
みんなの明るい声が天に届き
千の風になった父が笑顔で答えてくれたのでしょう。
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