猿板

遊山黒子衆SARUの記録

七夕の夜の遊山 癒されること 結び

サワグルミの木

◆森の眠り
 森での眠りはとても深く感じます。
それは街では体験できない不思議な眠りです。
 より自然に近づく野宿などしていると
からだが地の中に沈み込んでいくような
重く深い眠りを体験する事があります。
 植物が発散するフィトンチッドマイナスイオン
微生物が発する高周波の音によるリラックス効果など
森の持つ様々な力で治療されているからでしょうか。

◆祭りのあと
 お陰で気持ちよく目覚めました。
蛍との再会を果たし先を急ぐ理由はありません。
朝食は最近マイブームの「だし茶漬け」にお客様が・・(笑)
 
 森はちょうどバイケイソウが満開でした。
みずきさん、森の花もいいものでしょう。
 さあ食後の散策に出かけましょうよ。

◆tochikoの栃
 ある南の島の言い伝えでは
人はそれぞれ森に母なる木(mother tree)を持ち
死んだ後に魂は蛍となって森に帰るという。
実はtochikoのmother treeはこの森にあります。

 400年以上生きていると言われる栃の大木です。
そしてその根元からは清水が湧いています。

◆母なる森
 木々のつくる栄養を持って川となり海に流れ込む。
そして水は雲となり再び山に帰ってくる。

 この長い年月繰り返されてきた壮大な循環から
全ての生き物は恩恵を受けてきたのでしょう。
そしてこの森は、命の循環が生まれる
「母なる木」から成る「母なる森」であると思います。

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