◆二ノ森
その名の通り愛媛県では石鎚山（1,982m）に続き、
２番目に高い「二ノ森」（1.929.2m）は、
四国では間に剣山が入るため第三位となります。
又、そのアプローチはどのルートからも長く、
四国もっとも深い山の一つでもあります。
今回魔王、店長、河童は
標高差1,300mを超えるロングコース
「梅ヶ市ルート」でその頂きを目指すこととしました。
二ノ森は霊峰石鎚山の西隣に座し、
お天気が良ければ石鎚南壁が拝めるはずです。
昨日の低気圧の通過により、
それなりにガスの発生と風があったと思われ、
霧氷のお花見も期待されます。
◆今は登れない道
登山道は４年前の水害で
すっかり変わっていました。
かつて歩いた里山の田舎道は、
記録的豪雨により発生した土石流の
災害復旧と砂防ダム建設のための
殺風景な林道に変わってしまい、
昔の登山道はその林道の途中にある、
標識からシフトしていきます。
その登山道も、
かつては沢沿いの気持ちの良い
葛籠折れの道だったのですが、
その沢が土石流のため崩壊し、
付け替えた尾根の植林のきつい直登に変わっていました。
◆高まる時
今回は日帰りで荷物も少なく、
変化の少ない植林帯の単調な登りは、
早く通過したいのか、
ついついピッチが上がります（苦笑）
いつになく会話少なく登っていると、
少ないながらも新雪に出会いました。
昨日の低気圧で降ったようです。
半ば諦めかけた今年の冬ですが、
少し期待が高まる風景でした。
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