猿板

遊山黒子衆SARUの記録

森の水と光の遊山 魔王の逆襲死闘編

ゴルジェ風

 心配していたお天気も、
強力な晴れ男である魔王の神通力か、
晴れ間まで見え、鉄砲水の心配はないようです。
 沢の方は先週の大増水と比べ、
水量は、かなり落ち着いていますが、
まだまだたっぷり水を蓄えています。
今回医者付き安全登山とはいえ、
気は抜けませんね。(笑)

 と言ってる間に、長いリーチを活かし、
嬉々として、どんどん先に進むマイペースなB型魔王・・・。
(おいおい、取材中だって・・)
 あっという間に、取水口に到着し、
水量はここからが本番。
いよいよ安野尾谷遡行の核心に突入です。

 ここで沢登りのバリエーションを紹介します。

基本的に歩きが多いのですが、

岩や滝を登ることや

岩から岩へ飛ぶこともあり、

大きな釜やゴルジェなどは泳いで突破することもあります。

 さて一行は、沢登最大のお楽しみ
安野尾谷のシャワークライミングのポイントである河童滝(15m)に到着します。
 滝登りは空身で攻めることもありますが、
ザイルなどの登攀用具で安全を確保すれば、
かなり行動範囲は広がります。
 では、その様子を実況中継(笑)


トップ(河童)が登る


ビレーを取って安全確保「オーライ!」


核心を攻める魔王(解るかな?)


無事到着!ニッコリご満悦
 そもそも決まったルートがない沢登りです、
危険箇所は回避することも出来ますが、

(今回も「巻いた」滝はありました。)
この様に道具を駆使し、仲間で力を合わせ、
突破するのも楽しいものです。
 整えられた登山道を歩くのも気持ち良いものですが、
この様に、死神がそこにいることを感じながら、
知恵と技でそれを乗り切ること、
それも自然との1対1の付き合い方であると、
SARUは考えます。

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