猿板

遊山黒子衆SARUの記録

眠れる巨人達の森Ⅱ 前編

kurokoshusaru2006-02-15

週末近くに降った雪がどうしても気になり、
日曜日に再び、奥物部の森を訪れました。
 夜明け前、物部村に入った頃から雪が降り始め、
登山口に向かう林道は、既に20cm位積もっています。
 愛馬ジムニーを降りて、
新雪を踏みしめ、ヌル谷に歩き始めます。
林道沿いの氷の展覧会も、
雪が新たな演出を添え、
一人林道を歩く私を楽しませてくれました。

 やがて着いたヌル谷も、
更に雪が30cmは増えていました。
 さて、ここから本格的な森歩きになるのですが、
登山道も笹も全て雪に埋まり、
どこが道だかさっぱり解りません。

 実は、こんな時のために、マタギにならって、
木で道を憶えるようにしています。
木は一つとして同じ形はなく、
全部は無理ですが、特徴的な木は記憶に刻む様にしています。
地形は見えなくても、木は解りますもんね。
 そして今回も森の木々をを見ながら歩いていて気づいたのですが、
鹿の食害が更に目立つようになっています。
◇鹿の食害について
 http://d.hatena.ne.jp/kurokoshusaru/20051027
餌となる笹が、堅い雪の中に埋まってしまったせいでしょう。
彼らも生きていくために必死です。
自然とは厳しいものですね。
 おっ、降ったばかりの新雪が風に舞い、
雪煙となっています。なんて美しい風景・・・。
音のない雄大なショーを、
今日も独り占めしているようです。

変態コンビより
 高知新聞の夕刊に連載しているチベット潜入記2回目が載りました。
こちらにアップしましたので、画面からサムネイルクリック葉書ほどの写真が出てきますが、
それをもう一度クリックすると読めるサイズになります。
http://photos.yahoo.co.jp/bc/kawasentai/lst?.dir=/%b9%e2%c3%ce%bf%b7%ca%b9%cd%bc%b4%a9%cf%a2%ba%dc&.src=ph&.order=&.view=t&.done=http%3a//photos.yahoo.co.jp/