猿板

遊山黒子衆SARUの記録

山岳写真家H氏撮影同行記ノ二

kurokoshusaru2005-11-29

西条ICを下り194号線に入り、
いの町長沢から
県道石鎚公園線で土小屋に向かいました。
途中のおいしい水場でたっぷり給水し、
15:30待ち合わせ場所の国民宿舎駐車場到着しましたが、
H氏の車には置き手紙が・・・。
「河童さん明日の偵察に行ってきます。14:30発」
マイペースなH氏であります。
 今回は朝陽の天狗岳石鎚山の主峰)をねらう予定で、
頂上まで二時間の距離にあるここ土小屋で前泊し、
夜明け前に登り始める計画です。
 まっ今晩の宴会場のテントを設営し、
コーヒーでも飲みながらゆっくり待つか。
 彼のと付き合いはもう15年ぐらいになります。
三嶺の山小屋で初めて出会い、
その後笹ヶ峰丸山荘で再会し、
宴会を共にしたときからのご縁です。
 山以外に彼からは食に関することや、
ラソン・自転車など沢山のことを教わり、
二人で大きなザックを背負い、
四国や中央アルプスを旅した山のパートナーの一人です。
 単独行を貫く彼独特の生活用品を多用した山行スタイルや、
(私はパーティを組む唯一のパートナーらしい)
山道具も多用した生活が興味深く、
過去自費で写真集を出版し大量に寄付したり、
毎年カレンダーを製作し、こちらも売ることなくバラまくなど、
いわば変わり者であることに間違いはありません。
 眠気と戦っていると日暮れ前にH氏が帰ってきました。
さあ今晩はイカの刺身・馬刺しと、メインは湯豆腐で、
14本にも及ぶ銀河高原ビールで宴会突入です。
(ちなみにすべてH氏の差し入れです。感謝感謝)
広い駐車場の小さいテントで烏合の衆の前夜祭の始まりでした。