稜線に残された
自然林の北斜面には
真新しい雪が積もっていた。
◆名残雪
標高1374m山頂の手前
稜線が北側に窪んだ平坦地に
福寿草の群生地がある。
◆稜線の住み処
「下より多いねぇ」
天に突き出した稜線は
日当たりがいいからね。
一昨日降った雪が朝日に輝き
花弁が鮮やかに浮かび上がる。
やはり福寿草には
陽の光と雪が似合う。
◆口福時
慎重に地面を見ながら
福寿草の中でお昼にした。
「これでも食べよって」
和宏さんの山食堂は豚汁。
この懐かしく温かい味を
身体が喜んでいるのがよく解る。
さあ 山が目覚めはじめた。
次はどこに行こうかねぇ (^_^)
針山も日にふくらみて福寿草 八染藍子