猿板

遊山黒子衆SARUの記録

秋分の塩塚峰 秋雲

雲が開く

 雨音を聞きながら
1時間ぐらい眠っただろうか。
この「まどろみ」も大切だと思う。
 雲が開いたで。


◆雲が開く
 塩塚峰が姿を表し
遠くまで雲海が広がる。
 山高きが故に貴からずかぁ・・・。



◆静寂のとき
 青い山に絡む雲が
静かに流れる日本らしい風景。
                

 この時を待っていたのは
私たちだけではなかったようだ。


             
◆無垢な心
 それぞれが
想いを持って山に向かう
「おんちゃんらぁ
  子供みたいなねぇ(笑)」
                   
女性はやはり
草木を愛でる山歩きかなぁ。



 人間それぞれ個体差、価値観があり
合わないからと非難や差別すること無く
互いに尊重し助け合ってきたのが
日本人なんだと改めて感じる風景だった。




               




  秋風の吹きわたりけり人の顔  鬼貫