猿板

遊山黒子衆SARUの記録

秋分の塩塚峰 秋雨

霧に入る

 四国中央市旧新宮村から
葛籠折れの林道を登り
雲の中に入っていった。
 「さすが霧の新宮だね」


◆塩塚高原
 やがて徳島県愛媛県の境界にある
標高1,043mの塩塚峰を中心に東西に広がる
約100ヘクタールの高原に出る。



この広大な高原は見晴らしが良く
遊具など備えたキャンプ場が整備され
この日も多くの家族連れで賑わっていた。
                   

◆雨の風景
 四国山地の北側は
大丈夫と見ていたが
ついに雨が降ってきた。
                  
「今日のお昼は
   ここがえいけどねぇ」
雨が吹き込みますね。



                       

◆待つこと
 「えらい強く降ってきたね」
いえいえ。お昼には止みます。
河童天気予報を信じて下さい。
                
 まだ昼まで十分時間があるし
音楽でも聴きながら待ってみようや。



                   


  秋の雨しづかに午前をはりけり  日野草城