猿板

遊山黒子衆SARUの記録

土佐山探梅の遊山 里人の想い

おもてなし

 第26回目になる梅まつり
今年も地元の方々が
お店を開き迎えてくれた。


◆野宴を広げる
 私たちは街で頂いたお金は
出来るだけ行く先で使う様にしている。
今日もお寿司や桜餅、お酒など頂いた。



 お酒を召されない和宏さんが
「どうぞ吞んでや」って ・・・m(_ _)m


                     
 仕上げは地の山菜を使った
500円の温かいおうどん。
春の香りが美味しかったなぁ。



◆長老の話
 「今日は寒いねぇ」と
炭火を差し入れてくれた里の長老は
この祭を立ち上げた一人だと言う。
                         
「昔は賑やかじゃったが
  お客さんは段々減ってのぅ」



 バスで来る団体客も
弁当を持ってくると言う。
                       
売り上げなどは期待しない
梅は寒いときに咲くので
温かいものでもてなしたい
 500円のうどんが高いのか?



◆日本人の心
 昨今流行のイベントや
ゆるキャラB級グルメもいいけど
心豊かに温かい人生を送るためには
自然と親しみ文化と触れることが大切だと思う。
                         
 たとえば科学の基礎は自然観察にあり
特に日本の将来を担う子供達には
自然や先人の文化とふれあう事が
とても大切なことだと思う。



 「今年は下向きの梅が多いき
   大雨が降るかもしれんのぉ」
 長年培った自然科学がここにも生きている。


                         


  探梅のこころもとなき人数かな  後藤夜半