猿板

遊山黒子衆SARUの記録

家から遊山2012秋 後編

kurokoshusaru2012-11-29

 土佐の城下を一望する筆山
市民の憩いの場として整備され
のらたちも気持ちよさそうですね。
◆大名の山
 この高知城を見下ろす筆山
代々土佐を治めてきた山内家と
土佐藩の重鎮達が眠る墓所でもあり

その御霊が眠る照葉樹林
年中鬱蒼とした風景の中にあります。

◆庶民の山
 大名の森を抜け風景が開ける
ここは庶民が眠る山「皿が峰」。

古いお墓は江戸時代のものもあり
山菜採りのためか私が子供の頃は
この山はよく焼けていて
今でも樹木は生えていません。

そんな庶民の山は
気持ち良い風が吹き吹け
今日も私を迎えてくれました。

◆至福の時
 歩いて来たからたっぷり飲める(笑)
私が産まれ育った街を見下ろしお昼にしよう。

 あぁ・・・眠たくなってきた・・・。

 そんな長い昼寝から目が覚めて
冬の雲だなぁ〜って思っていたら


四国の山神さまから
初雪の便りが届いていました。



                                    野にありし全長を活け穂の芒  鷹羽狩行