猿板

遊山黒子衆SARUの記録

八ヶ岳遊山2008 終える事

日本一

 下りでの事故発生率は
登りのときと比べて
非常に高いと言われます。
◆下ること
 転倒・転落は
何でも無いところで発生します。
 また目的を達し緊張感が緩むのか
全行程の4分の3あたりでの
遭難事故が多いという統計もあります。
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転倒は登りより下りで多く発生します。
登りでは体力を使い
下りでは筋力・バランスを問われ
下りにこそ神経と道具を最も使う箇所と考えます。

◆赤岳天望荘のこと
 今年は12月25日〜1月12日。
年末年始に営業する赤岳天望荘は
厳しい冬の赤岳頂上直下にあって
オアシス的な存在だと思います。

 宿泊以外の休憩においても
スタッフがいつも笑顔で迎えてくれる。
食事も温かい飲み物もあり
また安全面でも重要な存在です。

◆後ろ髪を引かれること
 展望荘で食事と休憩を頂き
気力も体力も回復。
我々はのんびり遊山です。
後は地蔵尾根で下るだけ(笑)

 地蔵峠から見上げる八ヶ岳主峰。
富士山とは、ここで終わりですね。
 しかし、良い山だねぇ。

◆降下すること
 峠から森林限界まで
急降下と言っていいほどの
遮るもののない急な下り。

 転落防止の鎖があれど
神経と道具を駆使し
最も慎重を要する箇所です。


 緊張の連続ですが
今日の風景は美しかった。
 ちょっと休憩がてら
安全箇所で・・・
  はい、ポーズ
◆寛ぎへ
 ゆっくり日暮れに間に合い
赤岳鉱泉テン場に到着。
そして感動のえいじダイビング!!

 装備と緊張を解いて
それぞれ家族への無事の一報を飛ばし

 いつものエビスで乾杯!!
最後の晩餐に突入です。

  みんなありがとう
◆また来るよ!
 楽しい遊山もいよいよ最終日。
挽き立てコーヒーで
思い出をじっくり味わいました。

それぞれ西と東に帰る仲間を
快晴の八ヶ岳が見送ってくれました。

 ブログが無ければ
決して知り合うことの無かった
これからも共に歩むだろう仲間は
きっとまたここに集まるのでしょうね。
 I say long good-bye