猿板

遊山黒子衆SARUの記録

魚梁瀬の遊山 海岸を行く

東へ

土佐は良い国 南をうけて
  薩摩おろしがそよそよと
    よさこい よさこい

◆土佐の峰々
 太平洋プレートが大陸に沈む
南海トラフ」が沖に迫り
その隆起により短い距離で
標高を上げる四国山脈
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東西に尾根を張る急峻な峰々は
温暖湿潤な南風を受け全国屈指の降水量を生み
豊かな植生と河川を育んでいます。
 今週はそんな土佐が生んだ「杉の銘産地」
馬路村「魚梁瀬の森」に遊びに行きました。

◆土佐の海岸
 高知市から東へ海岸に沿って
室戸市から徳島県へ続くR55は
太平洋に突きだした室戸岬
遙か水平線を望むドライブです。

 幾つかの漁港を過ぎ
黒潮洗うまち“安田町”から
安田川に沿って県道安田東洋線に入り
土佐の山間部深く入っていきました。

◆清流「安田川」
 魚梁瀬の森を源に太平洋に注ぐ清流。
流域には日本の原風景が今も色濃く残り
海より帰って来る鮎や鰻などの魚影も濃く
特に鮎の味は日本一と言われています。

◆寄り道
 この県道沿いにある直販所「味工房じねん」に
安田の自然薯(やまいも)に拘った
地元のおばちゃんの食堂があると聞き
朝食に立ち寄ってみました。

 早朝6:30開店で既に地元の新鮮産物が
100円ショップの様な値段で並んでいます。

 朝のメニューは“和、洋モーニングセット”と
“山かけうどん”だけですが
その素朴さが堪らなく美味い。
 
 和モーニングセット 450円        山かけうどん+おにぎり2ヶ 500円
「良かったら食べてや」って・・・・。
自家製の栗の渋皮煮をサービスだと言う。

 とても贅沢なものですよ!!
綺麗なねぇ、旨いいねぇと頂いていると
「山行くがかえ、ほいたらもっと持っていきや。」
土佐の「おきゃくの心」は底なしです。
 おばちゃんありがとう