猿板

遊山黒子衆SARUの記録

シラサ峠の霧の遊山 午前

R195

 先週の二つ玉に引き続き
寒冷前線が通過した週末は
和宏さんと変化の風景を求めて
石鎚山系の峠へ向かいました。
◆名越屋沈下橋
 土佐と伊予を結ぶR195は
仁淀川に沿って始まり
その清流に架かる沈下橋
深い朝の霧の中にありました。

◆予佐越峠
 R195から吉野川の支流に入り出会う
深山よりいずる清水が龍と化す
大瀧が寂びた風景を醸していました。

やがて急な県道を登り至る
標高1368mの通称「予佐越峠」は
小雨降る深い霧の中にありました。
 「さあ、河童ちゃんどうしょうか?」

◆シラサ峠
 とりあえず目的地
瓶ヶ森駐車場に着いた時
冬の雨に雪が混じりはじめ
目の前で霧氷が生まれていました。

その風景に何故か満足したのは
どうも私だけではないようです(笑)

◆思い出の山荘
 「シラサでCoffeeでもどう?」
そうやね!和宏さん d(^o^)

                          = Sanso SIRASA =
もう何年にあるのか
先代管理人の頃によく遊びに来た山荘は
管理人が変わり雰囲気も一変しています。
 「良い感じやんか(嬉々」

 暖炉の炎が揺れる
薄い明かりの中から観る窓の外は
眩しいほど輝いて見えます。

ここでしばらく
木のシルエットの向こうに流れる
静かな時を眺めていましょうか。

                                人の世の窓打ちにけり冬の雨  西嶋あさ子