猿板

遊山黒子衆SARUの記録

店長初冬の寒風山を行く 冬枯れた森

道標

 寒風山隧道の手前の駐車場が登山口です。
綺麗なトイレがあり、
かつて紅葉シーズンなどには
地元婦人部の方が、
おでんなどを売っていた売店もあるのですが、
今は営業していないようです。
 誰もいない登山口で山支度を整えながら、
昔の賑わいを思い出していました。

 さあ、道標が頂きに誘っていますよ。
寒風山の名物は登りはじめの急登です(苦笑)
まだ解れていない体にはきつく、
エンジンが暖まるまで、
深い呼吸を意識し、ペースを抑えて登れば、
ワンピッチ(1時間程度)ぐらいで、
やっと体か軽くなる時が訪れました。

 体が軽くなれば自然と視野が広がります。
葛籠折れに高度を稼ぐ広葉樹林は、
紅葉の盛りは過ぎてしまいましたが、
積もった落ち葉の音が気持ちよく
冬枯れした明るい森は心地よい風景でした。

 やがて樹林帯を抜け、
ツツジやリョウブの低木のなかに
背の低いミヤマシコクザサが現れれば、
稜線が近いことを感じ取ります。

 登り始めて1時間ほどで、
寒風山までの中間地点桑瀬峠に至ります。
かつての「木の根三里」はこの峠を越え、
伊予の国に続いていたそうです。
 又高い山に挟まれた鞍部にある桑瀬峠は、
風の通り道になり、その強い風の影響で、
木が生えず広い笹原となっています。

 今日も風が吹いています。
でもこの北風は天候回復の風のようで、
頂きを覆っていたガスが今切れ始めたようです。

   blog Rankingへ 今日はどんな顔を見せてくれるのでしょう。

◆お知らせです---------

 感謝の80,000キリ番が近づいています。
今回は仕切り直しですので、
ドンピシャの応募もしくは、
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ドンドン繰り上げますので、
キリ番を越えた方もあきらめずに、
「私が近い!」と思われる方は、
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