猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き モンゴルみちこの巻

kurokoshusaru2006-04-21

先日、二年ほど前にモンゴルに嫁いだ、
姪の倫子が里帰りしてきました。
目的は、外貨獲得!
 里である姉夫婦の家は殆ど留まることなく、
一月以上の間、関西で住み込みのアルバイトをしていましたが、
いよいよモンゴルに帰る日が近づき、
一時帰郷したわけです。
 倫子は現在モンゴルの首都、ウランバートルに住んでいますが、

夫のウルカが羊の放牧などに出るときは、
ゲルに泊まり、ご飯を炊くにも火は薪で起こし、
水を遠くまで汲みに行き、
トイレは外にヘッドランプを付けていくそうです。
 日々アウトドア
私はモンゴルの暮らしや食べ物に、すごく興味があり、
話を聞くのをとても楽しみにしています。

 私たちが、たまの休日に山や川でテント泊するときは、
設備の整っているキャンプ場はほとんど使いません。
なるべく、非日常を味わいたいから、水を汲みにいったり、
火を起こしたり、もちろん夜になればランタンだったりするのですが、
毎日・・・となるとさすがに後ろに引いてしまいます。
それをさらっとやっている倫子はすごいと思います。
バリバリ街っ子やのに。
さらに経験のない畑を拓き、
キュウリや大豆を育てる事に成功し、
なんとその大豆で納豆を作ってしまいました。
 日本に住んでいても、出来たての納豆なんてなかなか手に入りませんよね。
是非商品化して、ばんばん儲けてほしいものです(笑)
 
 去年の暮れに中国を旅し、ユーラシア大陸の真ん中に立てた時、
今度はゴビ砂漠の北の草原で、馬に乗ってみたいなぁ〜
と思ったものでした。

 夏は40℃、冬はー40℃にもなるというモンゴル。
厳しい自然の中で暮らしている人達は、本当に優しく力強い。
豊かさってなんだろう・・・
以前シルクロードで感じた想いが蘇ってきました。
 倫子、ありがとう!