山葡萄狩りに石鎚山系に足を運びました。
山葡萄のツルに目を奪われながらの運転で、何度か衝突しそうになりながら、
夜が明ける前に、いの町（旧本川村）の予佐越え峠に到着しましたが、
今年は葡萄には少し遅かったようで、収穫は少なく、
その上、ガス（雲の中）に覆われ真っ白・・。
まあ、こんな事もあるさ！気を取り直して、
車を瓶ヶ森方面に進め、高度を上げていくうちにガスが切れ始めました。
雲海です！
海抜０ｍの瀬戸内海から一気に1,800mまで駆け上がった水蒸気が雲となり、
今、四国山脈の背骨を越えています。
ちょうど予佐越え峠は鞍部になり、雲の通り道になっていたのです。
その目の前に繰り広げられる音のない雄大なドラマは、
文才のない私の言葉では表すことが出来ない・・。
つたない技術の写真では伝えられない・・。
あぁ・・ここに居る私達は幸せ。来て良かった・・。
感傷にふけるのはおいといて、紅葉状況です。
いつもお世話になっている「シラサ山荘」（ここのキジラーメンは私の大好物）
をけなげに手伝う岡本支配人の娘さん（これまたかわいい・・ホントだよ）
とお話させてもらったところ、やっぱりこちらも遅れ気味だそうで、
例年なら体育の日には、稜線付近の山荘の周りは紅葉に囲まれるのですが、
今年は１週間たったこの日でも、紅葉はチラホラ。
今年四国は、紅葉の行楽のご予定は、（今後の気温の下がり方次第ですが）
１週間位は遅らせた方が良いようです。
