猿板

遊山黒子衆SARUの記録

雨の石鎚界隈遊山 霧のなか

予佐越峠へ

 当然の事ですが
標高が上がれば気温は下がる。
県道終点予佐越峠(標高1370m)は
紅葉の盛りを迎えていました。
◆伊吹の森
 楓や山葡萄の赤色。
ブナやミズナラの黄色。
これぞ外来種が創り出す
錦色の風景なのでしょう。

◆稜線の林道
 標高1,300~1,700mの尾根筋を走る
町道瓶ヶ森線は毎年この頃になると
紅葉を求め多くの人が訪れますが
雨の予報の週末は静かなもので

           
霧に浮かぶ紅葉の
幻想的な一期一会に
出会うことが出来ました。
 ありがたいことです。

◆シルエット
 ブナには
やはり雨が似合う。



霧の中に浮かぶ
躍る様なシルエットは


                 
先人達が愛で書き置いた
水墨画の世界でした。



                         見えざれば霧の中では霧を見る  折笠美秋