猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の道具箱 メリノウール

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 紅葉は高知市内に降りてきた。
今日は下り坂だが午前中は持ちそう
家から歩いて高見山でも登ろうか。

◆テストとして
 そうそう
岩と雪の峰が是非と勧める
P社の新作アンダーウェアを
テストしてみようか。

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◆家から遊山
 家から歩いて10分で
南嶺登山口の一つに着く。
気温20度で登山には暑いが
今日は発汗に期待している。

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墓所を登る
 市民の墓地でもある高見山
筆山との鞍部まで急登を上がる。

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 化繊アンダーはウールや絹など
動物繊維を目指して開発されてきた。
それは綿、麻など植物繊維と違い
汗に濡れても保温力がある特性の再現だ。

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ただ動物繊維は乾き遅い欠点があるが
メリノウール51%ポリエステル49%の
このアンダーは縫い目のない3Dニット構造で

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相反する保温性と通気性のバランスを取り
吸湿発散性による速乾性を目指したのだろう。

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◆頂に立つ
 筆山との鞍部に立ち
目指す高見山の頂に登り始める。
 ウールと思えない
刺激のない着心地が気に入った。

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表が汗で濡れている事に気づいたが
ここまで肌の発汗は気にならなかった。
これはニット構造による吸水性で
日差しがあればすぐ乾くだろう。

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 林を抜けウエアを通した風を感じ
通気性もまずまずのようだが
冷たさは感じない保温力を確認出来た。

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しばらく座って速乾性を試してみよう。

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 家から歩いてお酒も飲める。
ウエアも行動着に使えそうで合格。
次は低い気温で試してみよう。

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  立冬のことに草木のかがやける  沢木欣一