猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 花の不思議

彼岸花

 今年もえいやっ!と咲きました。
街で咲く彼岸花も早いようです。


 今回の梶ヶ森のお目当ては
秋の花ウメバチソウ
梶ヶ森にも咲いているよと
katurakoさんに教えてもらいました。


 「ちょうどえいと思うで」
そう聞いて久しぶりに
ピークに行ってみることにしました (久しぶりって(笑))


  頂上へ
 キャンプ場で河童と和宏さんと二手に分かれます。
「お昼の準備しちょくきね!」
有り難いことです(*'-'*)


  頂上から
                 三角点
☆笹と生きる
 katurakoさんの読みどおり
頂上近くの笹の中に
背伸びしたウメバチソウが咲いていました。


 立ち上がった雄しべの数で
咲いて何日目かがわかると柴田さんに教えてもらいました。
(日に一本だけ立ち上がって花粉を出すそうです)


  これは咲いて4日めかなぁ
そして、仮雄しべというのが雄しべの外にあって
(仮雄しべは花粉を出しません)  
その仮雄しべが蜜標識となって昆虫が飛来するそうです。


  ほんとだ!               
                 
 一日ひとつずつ立ち上がって花粉を出す雄しべ
そうやって自家受粉を防いでいるとのこと。
今まで何気なく見ていましたが
不思議な花です。



 下山の風景は、
山々に点在する人の暮らしが美しい。



 同じく蜜を出すアケボノソウはまだ蕾でした。




                                      秋風の吹きわたりけり人の顔  鬼貫