太陽が登る毎雲が薄くなる
目指す山の尾根に乗ったとき
春の日差しが射し始めました。
◆尾根の道
植林を抜けた山の南側は
若い雑木林に覆われています。
「炭焼きでもしよったろうかぁ？」
人の関わりを感じる良い森です。
◆命の歌のこと
なだらかになった道には
小さい春が芽吹いていました。
心地よいBGMを奏でてくれる
小さい命に和宏さんから置き土産（笑）
「気持ちよく晴れてきたね」
そうですねぇ〜♪
花も開きはじめているでしょう。
◆お天道様の子
「おる おる！！」
雲が去ったばかりの大地に
春を告げる妖精たちが
雨粒をまとい咲いていました。
雪解けと共に咲く福寿草は
典型的なスプリング・エフェメラル。
花弁を使って日光を集め
その熱で虫を誘引し受粉する。
そんなお天道様と共に生きる花は
晴れていないと開かない。
今開き始めた様ですね。
帰りはもっと良い風景に
出会えると思いますよ。
）
それにしても何という
美しい色なんだろう。
針山も日にふくらみて福寿草 八染藍子
