猿板

遊山黒子衆SARUの記録

冬の序曲霊峰石鎚遊山 向かうこと 起

ハッセルブラッド

◆頂からの便り
 金曜日帰宅した私の携帯が鳴りました。
「河童さん、現在頂上。−3.4度風速6mガスです。」
昼から休暇を取り、
西日本最高峰石鎚山に向かった八田さんが、
20:00頂上避難小屋に着いたようです。
 今冬の石鎚天狗岳撮影の為の荷揚げなのですが、
石鎚山の四季を追う、
彼の一風変わった撮影スタイルについては、
いずれ機会を設け同行しご紹介したいと思っています。
「霧氷も発達して良い感じだよ。」
明日我々も石鎚山麓「愛大小屋」に遊びに行きます。
「じゃあ14時頃降りていくから。」
了解しました。忘年会しようね(笑)

仁淀川を遡る
 6時魔王とtochikoと高知を発ち、
仁淀川に沿ったR33を面河登山口を目指します。
太平洋に至る一級河川仁淀川は、
四国屈指の原生林を持つ
石鎚山山系より始まり、
その支流「面河川」の清流は、
御三戸(みみど)で久万川と合流した後、
今度は高知側へと南下し「仁淀川」と名を変えます。

◆奇岩「軍艦岩」
 その御三戸にあるのが、
その姿から軍艦岩の別名を持つ「御三戸嶽」です。
高さ37メートルほどの石灰岩
長い地質年代の風雪にさらされて奇岩絶壁となり、
岸壁にまといつく蔦や松などが、
太陽光線と水の色が呼応して、
岩肌の色が一日に七変化するといわれ、
七面鳥岩」とも呼ばれています。

◆魔王快走
 御三戸を石鎚スカイラインに向かう国道に折れ、
面河村の冬枯れた里山風景を走っていると、
何故か気持ちは高ぶってきます。
山の入り口はもうすぐです。

blog Rankingへ 山に帰る時