日本の花見は
奈良時代の貴族の行事が
起源だといわれる。
◆日本の文化
奈良時代には
中国から伝来したばかりの
梅が鑑賞されていたが
平安時代に桜に代わってきた。
花見が庶民に広まったのは江戸時代といわれ
このころ桜の品種改良も盛んに行なわれた。
平和な江戸人が世界で初めて生んだ
庶民のアウトドアが「物見遊山」だろう。
◆もてなす心
普段は静かな山間部に
今年も地元の方が構えた
手作りの寿司や梅干しなど並び
寒かろと焚火が熾される。
けれど到着が早かったせいか
訪れる人はまばらだった。
「最近花見も減ったねぇ」
季節の花もイベントやけどね。
◆口福
「河童ちゃん
ここらがえいがやない」
そうですね良い感じですね。
和宏さんの口福の
メインは焼肉だった。
もちろん地元のお寿司も頂いた。
「飯も焚けたで」
ありがとうございます。
私達が帰り仕度を始めた頃
ぼちぼち行楽客が訪れ始めた。
イベントも良いけど
梅の香も楽しんで欲しいなぁ。
青空のいつみえそめし梅見かな 久保田万太郎