翌朝 気温-11.5℃
北の風風速15mってとこか。
山頂はまだ雲の中にあるが
昨日より明るい様に感じる。
◆飛び込むこと
アリンコ行ってみるか?
自然は変化の時が美しく
晴天じゃつまらない時もある。
◆変化のとき
頂上の山雲が流れ
時々陽が射しはじめた。
山頂の全てが霧氷を纏う。
これが今回の一期一会だろう。
自然観察は「Best」より
「Better」の方が次に繋がる。
小屋は今日から
年末年始の営業が始まる。
毎年それを繰り返している。
◆かえり道
小屋でお昼を頂いた。
待っても晴れそうにない。
そろそろ降りようか。
明日は大掃除だ。
アリンコの雪山教室は
登りは「ずぼ足」で雪を踏み
帰りは「軽アイゼン」を履かせた。
滑り止めと考える軽アイゼンは
私達が最も活用する道具の一つで
凍結だけでなく降雪と融雪を繰り返し
足場が緩くなるフィールドでも有効だ。
特に出した足に全体重が掛かる
下山時のスリップ防止におすすめ。
前歯アイゼンはウエアなどに引っかけ
転倒するリスクを伴う欠点があり
軽アイゼンはその点では安全性が高く
また安価で割り切って使う事が出来る。
どうだい軽アイゼンは?
その状況を見極めれば
道具の数だけ世界が広がる。
さあ来年もおっかなびっくり
ドキドキしながら共に山を歩こうか (^_^)
美しき生ひ立ちを子に雪降れ降れ 村上喜代子