猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 田舎豆腐

帰り道

 山から帰る道すがら
お土産を求める事も楽しみの一つ。
今年も里の逸品に出会いました。
◆山里の小さな商店
 「ここのお豆腐美味しいで!」
和宏さんと剣山に行く途中
教えてもらった祖谷の小さな商店は
私も以前から気になっていた店でした。

◆あの日の味
 朝早くから働いているお店の人
丸大豆から丁寧に造っている様子は
子供の頃の身近にあった懐かしい風景。
 帰りに一丁づつ予約しておきました。

一丁250円でこのボリューム!
家に帰って包丁を入れると
ぎっしり詰まった大豆の感触が
手に伝わって来ます。
 さっそく醤油をかけて頂きました。

木綿より一段荒い生地から漂う
大豆の香りが素晴らしく
今は街では会う事が出来ない
懐かしい味が口一杯に広がります(嬉々


                      ひと雨に草木洗はれ冷奴  佐藤和枝