猿板

遊山黒子衆SARUの記録

友はきぬ土佐遊山 里でのこと

四万川

 今回の遊山の大半を
tochikoの里で過ごす事は
都会から帰って来た2人の希望でした。
◆田舎であること
 東京で産まれ育ったきぬさんと
食うちゃんの嬉しそうな顔を
私はここで観ることが出来ました。

◆大切なこと
「都会の人が求めているものは
 河童さん。オーガニックなんですよ。」
いつか誰かに言われたことを思い出した。

私たち田舎で産まれ育ったものが
「当たり前」だと思っていることが
本当はとっても大切なんだって
改めて感じることが出来ました。

◆命が舞うこと
「こんな数は観たことがない・・・。」
母も驚くほどのたくさんの蛍が
雨の中見せてくれた命を繋ぐ光。

そして遠く離れて暮らす仲間の喜ぶ姿を観て
私は田舎に産まれて良かったと実感する事が出来ました。
 帰って来てくれてありがとう。 本当にありがとう。

                          螢籠昏ければ揺り炎えたゝす  橋本多佳子