猿板

遊山黒子衆SARUの記録

友はきぬ土佐遊山 山でのこと

ヤマボウシ

 2日目はヤマボウシ咲く
仁淀川沿ったに土佐街道R33で
四国カルストを目指しました。
◆晴れ時々雨のこと
 台風に刺激される梅雨前線が横たわり
この日は不安定な天候が予測されましたが
時々覗く青空と眺望は期待出来そうです。

天狗高原四国カルスト)のこと
 太平洋から一気に2,000mまで
標高を上げる土佐の地形で
海を渡ってきた温かい空気は
ここで初めて雲となり雨をもたらせる。

そんな次から次へと変わる空の変化を
雨は来ても目の前で堪能できる
ここは土佐ならではのポイントの一つです。

◆雨が見えること
「雨のカーテンが来た!
        東屋へ逃げろぉ〜♪」
「えっ、なに、なにっ??」

食うちゃんときぬさんは
1,800m付近を移動する雨雲の変化を
目の前で見るのは初めての様でした。

◆高原の口福のこと
 さあお昼にしましょうよ。

今日はカルストの水から産まれた「素麺」と
鰹枯節の「めんつゆ」で頂く「高原素麺」

そして和宏さんが差し入れてくれた
「須崎のおにぎりと卵焼き」ですよ。

◆そして雨のち晴れのこと
 お昼を頂いている間にまた晴れてきた。
今日は「晴れ時々雨」を楽しむ物見遊山。

だって降るものはどう言ったって仕方が無い。
それは台風も地震津波だって共に学び
激しく優しい自然に逆らうことなく生きてきた
土佐人が養った感謝と言う心のゆとりだと思っています。

                            旅は日を急がぬごとく山法師  森澄雄