猿板

遊山黒子衆SARUの記録

秋の木曽路遊山 木曽駒荘

桟温泉

 いつもの桟温泉で汗を流す。
今日登った山や次に行きたい山の話
紅葉を眺めながら湯に浸かり語り合う一時は
湯けむりの向こうに大きな山が見えてきます。
◆木曽駒荘に向かう
 遊山の後はヨシさん、岐阜ぺんぎんさん
木曽駒さんそしてJOYの皆さんの待つ居場所へ向かう。
かつて早起きして四国の小さな山小屋に向かった
あの心が躍る懐かしい記憶が蘇って来ます。

◆記憶にあるもの
 私の記憶にある山小屋は
常連客や一見の登山者たち
沢山の岳人たちが入り交じり
それぞれの登山を語り合っていた。

そこには自らの国や山の話であり
書籍などで得ることが出来ない
貴重な体験があり刺激しあっていた。

 そして中心にはいつも山小屋の主が居た。

◆願うこと
 山小屋は登山道の整備はもちろん
時に遭難があれば山小屋の人たちや
常連達が向かっていた。

 私は山小屋とはそんなものだと思っています。

 そんな山小屋が荷揚げするものは
生活の糧を得るものだけではなく
遭難対策や登山道整備もある。

私はこの木曽駒荘が
そんな山小屋であり続けるかぎり
非力でも遠くにいても
出来る限り応援したいと思っています。
  木曽路ゆく我も旅人散る木の葉  臼田亞浪