猿板

遊山黒子衆SARUの記録

御在所山遊山09 巨木の道

アオキの目覚め

 山道は30分ほどで
目の前が明るく開け
山の西南稜の広場に出ます。
◆祭りの跡
ここには土俵と鳥居がある
韮生山祗神社の境内で
対面の大久保集落に降る
峠にもなっています。
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 一昔前は神祭の折に
盛んに奉納相撲が行われ
賑やかであったと聞きます。

◆長い石段
 二つの峠道が一つとなった
鳥居から山頂の本宮に続く
長い石段がはじまります。

そのまっすぐ伸びる参道は
静かな空気の中にあり
神域の雰囲気を感じ始めます。

◆齢の形
 参道に立ち並ぶ大木達は
樹齢200年は越えると思われ
長い歴史を感じます。

競争に弱い赤松の大木が
長く継がれてきた
人々の関わりを語ってくれました。

◆一本立てる
 息が弾んできた頃
周囲の自然林伐採前は
大岩の間からコンコンと清水が
湧いていたと言う休憩所に至り

少し上にある展望所で
吹きあがる風と眺望と共に
一本立てる事にしました。