猿板

遊山黒子衆SARUの記録

最後の寒波と聞いて 分け入ること

最後の寒波

 天気予報を見ていると
今度の寒波を最後に
春めいてくるとの事でした。
ラッセ
 二桁国道から分かれた林道は
誰も走っていない新雪に覆われ
車でのラッセルから始まりました。
  blog Rankingへ
 幾度かスタックし
スコップで雪を掻いたり進んでいましたが
その積雪量に車での前進を断念し
林道を歩き始めました。

◆輪かんじき
 今冬はスノーシューを幾度か試し
その快適さを実感しましたが
感覚として幾つかの疑問も感じ
今回は比較のため「ワカン」を持ち込みました。

 登山口に辿り付いた頃には
積雪は膝丈に迫り
早くも出番が来たようです。

◆最後の新雪
 今回、積もったばかりの雪は
低温で形成されたであろう
小さい結晶が集まった乾雪。
正にサラサラのバージンスノーでした。

 蹴り込んでも乾いた音と共に流れ
シェルへの付着も少ない
静かなラッセルが続きます。

◆植えられた木々
 特に四国は植林が多く
私は広葉樹の森が好みですが
(花粉症の方には悪いのですが)
人工林も雪を纏えば美しくも感じます。

 日本人の仕事らしく等間隔植えられた杉たち。
それは私達を迎える整列のように思いました。

 今、外国産木材の価格上昇により
国産材の需要が増していると聞きます。
この植えられた木々の出番は
そう遠くないのかも知れませんね。