猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 2つの里帰り

小春

☆西から
 台風5号の後、
実家に里帰りをしてきました。
帰る日、母は詩吟で留守との事。
ヒグラシの蝉時雨
ゆっくりと陽が傾くのを眺め、
夕食の準備は畑の野菜の煮物と和え物。
土産は須崎港の新子です。
たまには待つのもいいものですね。
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 翌朝、小春の散歩と「餅しば」の収穫。
里では「サルトリイバラ」の葉で餅を包み蒸します。
お盆に備え沢山収穫しなければならないそうで、
さっそく駆り出されました(汗
 でもこの葉で包んだ餅は皆の好物
懐かしい故郷の香りでもあります。

☆東へ
 愛媛との県境から徳島との県境へ向かいます。
旧暦6月23日
普賢さまの夏祭りの日です

☆通う
 山歩きを始め通うようになった奥物部の山
そこで出会った地元の方が案内して下さったお祭り。
「もう10年踊りに来てくれゆうね」
10年一昔といいますが、つい最近のようです。

 あの日、車のライトを頼りの山道をどんどん入り
「この下で祭りをやってます。」
と言われても疑いたくなる程あたりは真っ暗。

 狭くなった急坂を降りきった先に見えた
提灯の灯りと音楽、踊る人々の輪
五官を通じて感じたあの不思議な感覚は
今でもはっきりと覚えています。

☆続く
同じ場所に通う。
訪れるのは簡単です。
迎えて下さる方に感謝し、
仲間と通いたいと思います。
これからもずっと・・・
続けないと見えないものが沢山ありそうです。