猿板

遊山黒子衆SARUの記録

それいけ!ハンパンマン カヤハゲまで

奥物部の森

◆ベースを置く
 今回はアタック型登山です。
水や槇が豊富にある森にベースを張り
アタックザックで頂に望む。
ベースはいつもの「さおりヶ原」です。
 この優しい名は「南 沙織」ファンであった
高知大登山部員が命名したものが通称となったもので
古くは「ヌル谷のナロ」と呼ばれていました。
 当時「天地真理さん」のファンであった私は
勿論後者で呼んでいます(爆

 秘密基地が完成したら
さあ三嶺向けてパトロール開始です!
 
◆tochikoの栃
 このヌル谷の源流地点には
先週紹介したtochikoの栃があります。
老木ですが今年も沢山葉を出し
まだまだ勢いを感じます。
 異常なし!
◆ブナの森
 沢筋を離れればブナが優勢な広葉樹林となります。
稜線部に出ると風に強いモミなどの針葉樹林ががんばり
その場の環境に応じ木々はうまく棲み分けています。

 このブナ帯の前線には私の「ブナ」があります。
風が強い稜線部にあるため背が高い木ではありませんが
横に大きく枝を張った樹形を持ち
太い幹と根でどっしり稜線を掴んでいます。
 問題なし!
◆カヤハゲ
 森林帯を抜ければ笹原に飛び出せば
目の前にカヤハゲ(東熊山)のピークが座り
一気に視野が開けます。
遠く深田百名山の剣山も見えました。
 異常なし!
 カヤハゲは白髪山と三嶺の縦走路の中間に位置し
その縦走路は剣山まで伸びています。
 剣山系の中心に位置するカヤハゲは絶好の展望ポインで
ここからみるデカイ三嶺の眺めは最高です。
 西日本一美しい山を眺めながら一息つけ
さあラストアタックです。
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キリ番懸賞について◆
 今、香川「グランパース」から帰ってきました。
そしてもう一つの20万キリ番懸賞決定をお知らせです。
 それはメンバーですら持ち得なかった「ARC'TERYXの逸品」
ARC'TERYXの機能美の頂点を「一品」に絞り贈らせていただきます。
これは猿板キリ番史上最強の懸賞となりそうです。
 勿論一等賞と別にです。メンバーの応募も禁止です。
 もはや「ハンパン」どころでなくなってきたぁ!

◆更にお願い◆
 常識を越える回数のリロード等のアクセスによる応募につきましては、
公平保つ意味に置いても、無効とさて頂く場合があります。
 皆様への感謝である趣旨に
ご理解とご賛同を頂きますようお願い申し上げます。


 SARUのホームグランド奥物部の森は、
高知県東部の徳島との県境にあります。
そこは、植林率日本一を誇る高知県で、
(言わば日本で一番自然林がない!)
まとまった原生的な自然林が残った、
奇跡のまほろば的な場所で、
我々SARUは、四季を問わず通い
森から生きた自然を体験し学んでいます。
 ちなみに、私河童はここに通い始めて20年近くなり、
森のとっておきポイント他、
地元の方とのご縁も頂いています。

 さて今回は、森の蛍ヒメボタルの光の乱舞求めて、
友人達と行く事にしました。
 今回のヒメボタル参加者は、
香川の天狗一派7名。
馬路村農協2名 。
ブログ仲間タダコフさんと大部隊になるのですが、
 (タダコフさんのブログ「新マタタビ通信」へ) 
メインの蛍は夕暮れの後です。
遅く設定した集合時間にはまだ余裕があり、
時間をもてあました私は、
魔王と沢で遊ぶ事にしました。

 選んだ沢は、物部川の源流の一つ
上韮生川にあるフスベヨリ谷です。
この沢は、登る要素こそ少ないものの、
美しい自然林の中を流れる水量豊かな沢で、
我々の中では初心者コースと位置づけています。
 しかし初心者コースでも、
手を抜かないのがSARUです。
 今回の魔王の装備は・・・。
最新の沢靴に、

最新のウエアーで身を固め・・・。

「医者買い」とは言え、
ツボを押さえたその装備達は、
私の物欲をしっかり刺激してくれます(苦笑)
 さあ!一般登山道に架かる吊り橋を下から眺め、
我々は自由な道を、いざ進みましょう!

blog Rankingへ  今週も始まる盛りだくさんな週末です。