雨は強まる様子はありませんが、
山間部に入り、風が出てきたようです。
いの町長沢より国道から県道石鎚公園線に入り、
吉野川に合流し、大森ダムに沿って車を走らせます。
ダム湖を左手に見ながらのクネクネ道は、
千と千尋の神隠し出だしのような、
林の中の美しい道なのですが、
車酔いする方には厳しいかもしれませんね。
やがて、越裏門の集落にであいます。
高知では桜はすっかり葉桜になっていますが、
ここの桜は今が盛りのようで、
越裏門小学校の桜は満開でとても美しい風景でした。
さらに奥に進み、
最深の集落寺川をすぎ、
このルートの観光ポイントである、
氷室の大瀧（おおたび）で休憩しましょう。
氷室があったと言われる手箱山の登山口近くにある落差３０ｍの大滝で、
道路沿いから眺めることができ、
冬の凍り付いた氷瀑も圧巻です。
ちょうどこの日は、周りのツツジがちょうど見頃で、
水のショーに花を添えていました。
県道はこれから本格的に標高を上げていきます。
ここで、河童流ワンポイントをご伝授いたします。
ここから、予佐越え峠に至る間に、
岡林さんから教えてもらった、
賢者の水場と言われる美味しい湧き水があります。
私も四国各所の湧き水を飲んだのですが、
ここの水が最も美味しく感じます。
又どんな日照りが続いても枯れることなく、
冬場も水温が下がらず、周りの雪を溶かしながらこんこんを湧いており、
雨水ではない地下水脈の水のようです。
写真を載せておきますので、
皆様もお越しの際は、この美味しい湧き水を、
是非探してみてください。
