猿板

遊山黒子衆SARUの記録

一通の葉書から雨の遊山 転

kurokoshusaru2006-04-18

 大瀧の周囲もそうですが、
峠に上がる道添いも、
ツツジが咲き始め、
目を楽しませてくれます。
晴れた空をバックのツツジも綺麗ですが、
雨にしっとり濡れた花も、
色が落ち着きとても美しく見えました。

 林道は、ドンドン標高を上げ、
周りの自然林は、ササ床のブナ・ミズメ・ミズナラなどの、
見事な極相林に変わっていきます。
 又、春は落石のシーズンで、
中には写真のような大きな落石もあります。
冬場、岩の間にしみこんだ水が凍って膨張し、
岩を割るため、春先は雪解けと共に石が転がってきます。
車高の低い車は勿論、ジープタイプでも、
割れたばかりの石は、鋭い角を持っていることが多いので、
タイヤを切らないように慎重に進むことが大切です。

 さあ、標高1,400mの予佐越え峠に到着です。
下り坂のお天気は、気圧が変化しているようで、
猛烈な風が吹きつけています。
特に峠は山と山の間に鞍部にあることが多く、
風を集め、強い風が吹き付けます。
この日は、ジムニーで来たので、
停車中も風にあおられ、揺れていました(笑)

 さあ、ちょうどお昼です。
この吹きざらしの峠で、昼食としましょう。
この日は、表で調理ができないことが解っていたので、
地元のお店で手作りのお弁当を買ってきました。
やはり「おにぎり」は手で握った方が美味しい!
 そういえば何かの本におにぎりと竹とんぼは買ってはいけないって、
あったような・・・。
 それは手作りに拘るモノと思いますので、
このお弁当は許容範囲としましょう(笑)
いただきまーす!