12月30日
長い列車の旅を終え、
15:40雪のトルファンに着きました。
上海から電話していましたが、
心配だったママトも、迎えに来てくれていました。
去年相棒に託したカシオも腕にあります。
「いらっしゃい!こんにちは!!」
私は一年ぶりの再会に何だか胸が熱くなりました。
実はトルファンの駅は中心部から車で1時間ほど離れた、
「大河沿」という小さな町にあります。
去年はここからトルファンまでバスに揺られたものでした。
今年はママトの車で、去年もお世話になった「トルファン賓館」へ。
(写真のホテルで三つ星です。どうです?綺麗でしょう。)
この日料金表には「ツイン120元」と書いているのですが、
ママトが値切ってくれて、二人で80元になりました。
とりあえず今晩は、動かないベットで眠ることが出来ます。
(ちなみにシーズン中の6月〜10月頃は380元だそうです。)
その晩、ママトは友人達との宴会を構えてくれていました。
目の前に並ぶ羊料理に、美味しいお酒。
言葉は通じませんが、ママトが一生懸命通訳してくれたお陰で、
やっとまともな会話が出来き、楽しい夜を過ごすことが出来ました。
(ちなみにママトはイスラムのため一切お酒は飲みません。)
ママトの話によると、彼も29歳になるのですが、
トルファンに雪が降るのは初めてだとのことで、
この日町には、20cm位は雪があり、
私たちがいる間もずっと雪が降っていました。
雪になれないトルファンの人達は、
転んだり、車をぶつけたり、大変な思いをしているとのこと。
上海に帰ってからの事ですが、
中国のテレビニュースは連日この新彊自治区の大雪を報じ、
交通が遮断され孤立する町が沢山出て、
62万人が孤立し、軍隊が出る程の事態になっており、
雪に慣れない民家が、雪に押しつぶされたり、
被害に遭われた方も沢山出た様です。
今年記録的な大雪が降っているのは日本だけではないようで、
ここトルファンも、少なくとも30年以上
天山山脈を越えなかった雪に見舞われていました。
経済学(河童1人分)
宿泊費 40元(トルファン賓館) 累計 190元
食 費 8元(ビール2本・オレンジジュース) 累計 207.1元
合 計 48元 総累計 4981.1元(74,716.5円)