猿板

遊山黒子衆SARUの記録

雪女Project 国見山 道具

予想図

 再び西日本に訪れた
真冬並みの寒波が抜けたあと
四国沖に低気圧と前線が発生する週末。


◆前夜のこと
 「お帰りなさぁ〜い!!」
今回はTommyさん前泊から始まった。
四国山地を縦断する高知自動車道
少しの雪でもすぐ止まってしまう。



◆同じ山に入ること
 雪山テント泊を目指した
Tommyさんと山猫さんの
雪女Projectのため再び国見山へ。
シゲちゃんご夫婦急遽参加してくれた。
                 
◆冬の靴のこと
 今回買い換えになった山猫さんの靴。
有名な登山ショップで買ったはずなのに
ワンサイズ小さいフィッティングのため
急遽岩と雪で買い直しとなった。



冬の登山靴で大切なことは
「靴のエッジ」と「保温力」だと思う。
固いソールでしっかり雪を掴み
またアイゼンやスノーシューを装着するため
柔らかい靴では余分な体力を使ってしまう。


                 
また体温を外に逃がさない(デッドエアー)
厚みを必要とするのは凍傷を防ぐ外
体温で溶けた雪で靴が濡れる事を防ぐ。
なお私はソックスを2枚履きしている。



スノーシューのこと
 登山口からの急登を終え
雪面へのグリップを確保するため
私たちはスノーシューを履いた。


                
スノーシューは深雪のためではなく
靴の滑りと沈みを防ぎ体力を温存する。
だから私は雪が靴を超えれば
スノーシューを履くようにしている。



                     窓の雪女体にて湯をあふれしむ  桂信子