猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の道具箱 道具屋は保険

岩と雪

 tochikoの今冬更新アイテムが
到着したとの連絡があり
山に行かない休日に岩と雪へ。
◆保険の更新
 私が昨年テストして合格したシェル。
そして自然の最前線で鍛えられた
技術を活かした日常使いのウエア。
これで旅行などのストレスも軽減される。



◆登山者は増えているのか?
 今期は火山活動と天候不良により
登山者は減ったとの報告があるが
NPO総合科学研究会の数字を観ると
                      
 【総登山実施人口の推計】
   平成 8年 15,058
   平成18年 11,265
   平成23年 10,457  (単位:千人)



◆登山文化を支えるもの
 昨今通販が主流となりつつあり
メーカー直営販売も盛んになり
岩と雪でもサイズ合わせだけで
帰る客も増えたと言う。(通販目的か?)
                    
 日本の登山文化を支えてきたのは
数ある道具からアドバイスと共に
その人に合うものを選ぶ「道具屋」
私はそう思っている。



そして登山者数は減少しているのに
遭難者数はこの10年で66%増えている。
        (警視庁生活安全局地域課)
                          
それは値段で決める登山者と通販利用などの増加により
登山の楽しみを伝え適切なアドバイスが出来る
街の「道具屋」が衰退したことも原因の一つだと思う。



                                      檸檬嚙りゐたりケルンを積みゐたり  加藤三七子