猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな里帰り 小さな花見

故郷に続く道

 故郷にも桜が咲きました。
この週末はちょうど満開で
こぼれんばかりの花弁を纏っていました。

☆寄り添う
 父がみんなで花見をしたいからと植えた桜の苗木も
その父が天国に旅立ってから
多くの花を付けるようになりました。
小春と
           母と姉と


 桜って成長早いなぁ。
そんだけ月日が過ぎてるってことだね。


 乾杯!
 お墓の横の小さな段々畑は
こつこつと母が鍬を入れて耕したもの。
冬の間に肥やしてきた土が
自然の恵みを受けて
作物を育てる準備をしています。

☆つながる命 
 桜にはこの時を待っていたかのように
蜂が飛び交っています。
 その懸命に蜜を集める羽音は
静かに心に染み入るお経のように聞こえました。

                             蜜蜂の山風吹けば金の縞  永方裕子