猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き プチ魔王旅行社

河童と魔王

 この週はラッキーな事に冬将軍が到来し、
高度を稼ぐ毎に雨から霙・あられから雪に変わり、
又、面河の森の懐の深さを再認識した山行でした。
 心地よい疲れで下山し、
渓谷沿いの寒々とした登山口に帰り着き、
「実はお薦めの温泉があるのですよ(笑)」
と魔王から提案!
(山登りには「温泉セット」は必需品ですよね。)
魔王はナビをピッピッ。

 R33から少し横道へ・・・。 
たどり着いたところは、
久万高原町にある古岩屋荘という国民宿舎でした。
周りに空に向かって突き刺すような岩峰が飛び出し、
その岩肌には風化のため、無数の穴が開いています。
山中に忽然と現れた、その風景に圧倒されていると、
「温泉はこっち〜」と魔王。

 ここは四国霊場四十五番札所の「岩屋寺」と
四十四番札所「大宝寺」のある遍路道沿いにあります。
白装束での長旅、疲れを癒しに立ち寄られるのでしょう。
この日もお遍路さんが沢山訪れていました。
 
(泉質)  単純温泉
(効能) リウマチ 疲労回復 そしてなによりうれしい美肌
 
お湯はとっても柔らかで、
温度も程良くいつまでも浸かっていられそうです。
じわ〜っと身体の芯まで温まっていくのがよく分かります。
下山後の温泉は、格別ですね。

「魔王の背中で がんす」
   (注:この後ろ姿は河童の撮影した魔王です・・・(苦笑)
 さっぱりしたら急にお腹が空いてきました。
ここ旧美川町といえば知る人ぞ知る
名物「手延べそうめん」があります。
高原の風でつくられた、そのコシの強さと味の良さは、
どっちの料理ショー」でも取り上げられたほどです。

 その美川そうめんを使った定食を、
R33添いにある「うまいもの屋土居」さんで頂きました。

二人は冷やしそうめんで、私はにゅうめん。赤いのは梅入りだそうです。

 四国で新しい温泉発見とグルメを満喫、
まさにプチ魔王旅行社ですね(笑)

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