猿板

遊山黒子衆SARUの記録

孫猿の遊山「四国カルスト」 口福の時

栃のドングリ

 「栗がどっさり落ちちゅう!」
「レオ違うで
   これは栃のドングリでぇ」
今年も栃は森の生き物を養ってくれる。


◆猪伏の大トチ
 ドングリ一つ一つが命。
たとえばブナの実が大樹になる確率は
一億個に一つと言われている。



 「やっぱり大きいねぇ」


                
◆大きな木の下で
 お昼はどこがいい?
「大きな木の下がいい!」
今日の調理長はルイで。



今日頂いたキノコも入れて。
                
 「キノコ美味しいねぇ」
(ルイ)(レオ)
雨が降ってきたようだが
大きな樹は傘になってくれる。
               

◆帰り道
 アウトドアは
「不便を友とすること」
この歳になって雨も良しと
感じるようになった。
                 
 そして百回に一度
千回に一度の風景に出会うためには
通い続けるしかないと思う。



さあ次は森に焚火に行こうか。
 「行く!行く!!」


               


  栃の実の落つる力の水の上  菖蒲あや