猿板

遊山黒子衆SARUの記録

小雪の御在所山遊山 里山

予想図

 大陸の高気圧が四国を覆う。
でもこの時期四国の山は冬の始まりで
雪も少なく見るものは少ないから
里の低山にでも出かけようか。
◆平家伝説の山
 山猫さんのろさんとの週末は
高知県香美市にある御在所山
和宏さんtochikoと共に訪れた。



 高知市内から確認できる
乳房のような優しい姿のお山
その天辺には神様がいらっしゃる。
                   
◆大屋敷
 御在所山への登りは
安徳天皇伝説が残る
大屋敷集落から始まる。



                    
今は住むものが居なくなった
集落跡地では銀杏や椎茸などの
農業利用が細々と続き

                  

 「椎茸写しゆかよ」
この日もかつての里人が
収穫に訪れ明るく迎えてくれた。

                  
◆人の活動は自然破壊か?
 里山の風景を美しいと感じる人は多いが
私はそれは正常な感覚だと思っている。
それは里山は「自然」を壊した結果で
人は自然の中では生きてゆけないから。
                 
例えば1万年前とライオン暮らしと
今のライオンの暮らしは殆ど変わっていないが
なぜ地球上で人間の暮らしだけ短期間で変わっのたか?



そして人が「自然」を破壊した環境で
繁栄する「自然」にはいない家畜や
里の生き物などが沢山いるのも事実。
                 
私は人間も地球が生み出した「自然」であり
人の活動が地球にとって悪とは思えないし
人にも地球が期待する役割があると感じている。
 だから里山もゴルフ場も同じと考える。



                 天匂ふ落ぎんなんをふたつ踏み  秋元不死男