「時を忘れて
お過ごし下さい」
壊れた時計に張られた心。
これがここの全てだと思う。
◆預かりもの
古来我々の祖先至った考えは
「子供は神から預かったもの」
江戸末期から訪れた他国の人達も
それを証す記録を多く残している。
雪遊びは出来なかったけど
時間はまだたっぷりあるから
子供たちで自由に遊べばいい。
◆子供のための教育
江戸までの教育は大人は違う世界にいて
子供どおしで遊ばせてその中で教育する。
子供は神の子だから大人は教育できない。
読み書きそろばん位は大人が教えるけど
あくまで本人の為だから叱ったりしない。
大人はズルいから嘘や二枚舌も使うので
子供たちに教えると社会がずれてくる。
2世代3世代と続けると美しい心が失われる。
今の日本の教育は国家の指導要綱に従えば
学校を作りますよ。先生を雇いますよ。
親は安い値段で教育が出来ますよだから
相当の金持ちでないと自由な教育は出来ない。
子供はやっぱり自分が生まれて
得意なもの楽しいことを小学校の時やれば
中学校に入るときに勉強が嫌になって
進むという今の様なことがなくなると思う。
=180年位前の子供たち=
◆大人の振りした子供たち
この時は貸し切りだから
子供たちは子供たちに任せて
大人は自由と安心を楽しめる。
始めましょうか。
「やっぱり
高知の鰹はちゃいますわ」
陽が傾いて越知面の商店さんが
構えてくれた夕食が届いたとき。。。
誰かが部屋の戸を叩いた。
校庭のまんなかに猫春休み 西山春文