猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 寒雲

 山の天気は平地とは違う
当たり前のことですが
山を始めた頃には驚きました。

 

 奥物部に入った時は
目指す白髪山が見えていましたが

 

 恵みの雨となった数日の雨で
雪の融けた林道を上がる頃には

 北から来る雲に
再び覆われていました。

落石増えたね。

 

 このコンディションなら
ほぼ予測したとおり

 以前とは違い層になった湿雪も
愉快に歩けば楽しい遊山 笑

 

 

 そんな山から下りてきたら


駐車場で珈琲を楽しんでいらっしゃる
ほぼ同世代の男性二人から

 

「珈琲でも飲んでいかんかえ?」

と声を掛けていただいた

 

 人なつっこい土佐のおんちゃんのおかげで
思い出は奥物部の山の連なりのように
さらに深くなりました。

               ひたすらに飛べるときあり冬の雲  波多野爽波