山の廃校での私達のルールは
「遊ぶだけ遊んで寝たいだけ寝る」
「全て子供に任せて叱らない」こと。
◆手作りの朝
「お味噌汁大好き」
大豆から育てて天日で干す
越えることが出来ない本物の味を
子供たちも美味しいと感じている。
朝起きたら地元の方から
届いたサンドイッチと葡萄は
忘れていた懐かしい味がした。
さあ 頂きます (^_^)
◆河童になる
梼原町の四万川は
日本屈指の清流と言われる
四万十川の源流にある枝川。
さあ 川に行くぞ!!
勇ましいじゃないか。
完全装備に着替えたケイシ。
レオ 流れはどうや?
川は前日までの雨で嵩を増し
少し濁っている様だが。。。
「大丈夫そう」
「魚がおるで!!」
どうも鮎やなぁ。
大人の振りした子供も
混ざってワイワイと。。。
学校で勉強ばかりするより
魚との知恵比べの方が賢くなるさ。
自然の中にはいれば
大人も子供もなくなるんやなぁ (^_^)
「そっち 行ったで!」
◆川の幸を頂く
廃校に帰ったら
ミョウガや椎茸、卵も地産の
土佐流素麺が届いていた。
もちろんお出汁も手作りだ。
tochikoがじっくり焼いた鮎。
鮎が食べる山水で育つ苔により
四万川鮎は香りが違うと言われる。
強火の遠火でじっくり焼いたから
頭も骨も尻尾まで香ばしく仕上がって
苔しか食べない鮎は内臓まで美味しい川魚。
鮎だけじゃない。
野菜も豆腐もおにぎりも地産。
子供たちも解っている。
時に厳しい災害もあるけれど
世界唯一の四季に恵まれた
日本に生まれて良かったな。
よく見れば小鮎走るや水の底 吟江