猿板

遊山黒子衆SARUの記録

孫猿たちの廃校遊山 花火

                       

 「ほら 雨止んだでぇ」

孫猿遊山の舞台となる越知面区は
梼原町役場から北東に約6㎞の入る
標高410m人口約600人の山間集落。

◆SARUの林間学校
 この廃校となった小学校が
今日から3日間泊まるお宿で
今回は私達だけの貸し切りだ。

 子供たちは体育館に走り込み
長距離運転した大人たちは乾杯だ。

 お疲れさまでした。

                             

◆山の幸を頂く
 陽が傾けばバーベキューを始める。
準備は炭熾しまで地元の方が構えてくれた。

 もちろん食材は地元で仕入れるが
梼原産和牛は100g780円を超えるものはない。

 「安過ぎちゃいますの!!」

                             

 生物は気候風土に合った消化をして
欧米のデータを日本で使うのはどうか。
なので祖先が食べていたものを基本として
新しい食物は少なく摂って徐々に変えてゆく。

昨今の癌の増加は「食の欧米化」とも言われ
急激な食の変化は危険なことは否定できないが
明治以降の急激に人口が増加した私達日本人は
現状全て国内産で賄うのは困難だろうと思う。

                                           

しかし永い時間で変化出来る事は確認されて
日本人であれば8割程度が和食を基本として
2割新しいものを加えるが大切だと言われる。

 やっぱりお肉も美味しいよな (^_^)

◆夜を照らす

 「やったぁ~!!」

お腹が落ち着いたら花火に突入。

                       

 子供はみんな花火が好きなのは
地球で初めて火を操ることが出来た
祖先が残してくれた記憶かもしれない。

 「次は二刀流」

                             

「お母さん 早く 早く !!」

 やっぱり
子供は花火が大好きだ。

                   鼠花火くらがりの子の笑ひかな  原田種茅