猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 草紫陽花

 

 かよう道の
ずっと足元に葉を広げていた
草紫陽花が咲きました。

 

 

                       ==2022年4月==
 かようごとに
少しずつ葉を広げ茂って行く姿に
花の時期を忘れそうになっていましたが

 紫陽花だったと再認識 
季節が巡って気づくのもまた良いよね。



 ツクバネソウも花から実に

    

 

 この時期に会えそうで会えないものに
喜びを感じながら秋に向かう

 土佐の裏山らしい木々が寄り添う森の

 陽射しはどこか秋の気配がするし
葉陰の虫食いの跡が

 秋を連れてきているようでした。

 ヒラヒラと飛んできたアゲハチョウが
シロモジの上に留まった。


きっとこの森で生まれたのでしょう。

                 あぢさいや花と露との重みにて  正岡子規