猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 鳥の棲むところ

                                           

 中西なちお TORANECOBONBON
   「青い鳥の本と原画の展覧会」
  青い鳥の本、布、原画、焼き菓子の販売

◆雨には雨の遊山
 春の嵐のため山泊を中止した休日。
山の宴会をウチでの前泊宴会に変更した
Y'sと共に馴染みのギャラリーを訪れた。

◆鳥たちと共に
   青空をゆったり飛んでいる鳥たち。
  軽やかなリネンに
  中西なちおさんの描いた鳥たちが
  白糸で刺繍され、とても優雅で美しい。

                                                     

  涼やかなサマードレスにしたらいいな
  とか

  軽やかにゆれるカーテンも素敵ですね
  きっと。

                     

◆自然と共に

 「何か温かみを感じない」

最近の家をそう思うのは私だけだろうか。
いま様々なデータ解析が進んでいて

 「自然から離れると早く死ぬ」

その原因はストレスと言われていて
例えば壁紙はどんなに木や土に似せても
日本人は落ち着くことが出来ないなど
発がん率も高くなるとのデータもある。

                             

生物は棲んでいる場所(自然)に必要な
耐性が出来るのには一万年かかると言われ
生活や食物なども同じと考えられていて
日本人は木と土と草の住環境がいいのだろう。

なので多国の文化を受け入れるのなら
永い時間をかけてゆっくり消化する。
ただ私は長生きしたいわけではなく
日々楽に温かく過ごしたいだけで

                 

祖先の暮らしや文化を継承しつつ
新しいものなどは少しずつ消化する。
それが大切ではないかと考えている。

                     麻服の風の乾きも他郷なる  橋本榮治