19日は前線や低気圧は強い寒気を
北に押し上げながら本州南岸を通過し
西日本や東日本を中心に雨や雪を降らせ
四国の高山は雪で始まり午後は微妙だな。
◆空を観る
20日は南岸低気圧が東の海上へ進み
東海上で発達し強い冬型気圧配置となり
全国的に風が強く日本海側では雪や雨。
寒気は再び西日本にも流れ込む。
上空1500m付近 上空5000m付近
先に発表された1か月予報の解説で
「これが最後の寒波」という解説が多いが
この偏西風の蛇行が大きい状態が続けば
まだ安心するには早いような気がするなぁ。
◆川を遡る
「雪やったろかねえ」
昨日の高知市内の雨の後
最後と言われる寒気に合わせて
今週末もY'sと奥物部の森を訪れた。
「こちらも雨でした」
美良布から観る奥物部の高峰は
明るい雪雲の中にある様に見える。
◆山里に入る
旧物部村の大栃から
物部川の支流上韮生川に入り現れた
綱附森は白いベールを被っていた。
今日は雪やな。
上韮生川は水位を増したようで
先の南岸低気圧はある程度
雨を降らせたように思われた。
山里の木に残された柚玉が
所々県道に落とされていた。
山は荒れたみたいやな。
◆西熊林道
最深集落を過ぎ西熊林道に入る。
林道から見上げる東に向く山懐には
多くはないが真新しい雪が乗っていた。
期待できそうだね。
「春は落石」
先の雨は奥物部まで上がって
林道に多くの落石を転がしている。
路面に雪が現れても轍はなく
今日の入山者は私達だけのようだ。
そんな南岸低気圧が過ぎた通う森は
どんな風景を見せてくれるだろうか。
山の日の変はりやすくて雨水の日 野澤あき