猿板

遊山黒子衆SARUの記録

小屋閉めの剣山遊山 霧氷林

                                         f:id:kurokoshusaru:20211128085715j:plain

 泊まり客は雨予報のため
キャンセルが多かったとしても
私達の朝食はまた一番最後だった。

 飲み過ぎなんだろうね。きっと。。。

◆変化の時
 朝食をゆっくり頂いて
時々見ていた雲の動きが変わり
薄くなって風に押され始めた様子。

 もうちょっと待ってもうや。

f:id:kurokoshusaru:20211128085931j:plain

 雲は自分で動けず
風に押されて流れるため
軽い雲ほど動きが速い。

 よっし 帰ろうか。

                       f:id:kurokoshusaru:20211128090029j:plain

◆帰るとき
 今年もお世話になりました。
どうぞよいお年をお迎え下さい。

 行ってきます。

f:id:kurokoshusaru:20211128090122j:plain

 いつも
いってらっしゃいで見送ってくれる。

                             f:id:kurokoshusaru:20211128090228j:plain

 山神様は見えなくなるまで
ずっと手を振り続けて下さった。

 ありがとうございました。

f:id:kurokoshusaru:20211128090327j:plain

冬の花
 山頂を覆っていた山雲が去り
霧氷を纏った樹々が現れる。
霧氷としては小規模なものだが
枝一つ一つが輝く姿は美しかった。

                  f:id:kurokoshusaru:20211128090433j:plain

令和3年の覚え書き
 初霧氷 10月18日 初氷 10月21日
 初雪  10月22日 冠雪 11月10日
 最終日最低気温 -7.5℃ (前日比-11.5℃)

f:id:kurokoshusaru:20211128090521j:plain

「ここに来ないと
    見れん風景ですなぁ」

 人生 好奇心持って
えいや!した者の勝ちですね。

                  f:id:kurokoshusaru:20211128090610j:plain

今日は前日の雨を強いて
ここに上がったものへの
ご褒美なんでしょうね。

f:id:kurokoshusaru:20211128090813j:plain

 下りに期待した
霧氷林は日陰になったけど
これは雪が樹々を覆うと見えない
この時期ならではの一期一会だろう。

                  f:id:kurokoshusaru:20211128090902j:plain

 「雪桜やなぁ」

 そうですね。
冬のお花見出来ましたね。

f:id:kurokoshusaru:20211128091028j:plain

◆かえり道
 さあみんな 
この冬はどこに行こうかね。

                  f:id:kurokoshusaru:20211128091121j:plain
f:id:kurokoshusaru:20211128091202j:plain

 「お帰りなさい
   下もうっすら降りよったよ」

 まだこれから降りそうですね。

   今年も大変お世話になりました。

f:id:kurokoshusaru:20211128091326j:plain

                 吹きとべる霧の音して霧氷林  下村非文