夜が明けるころ目が覚めた。
東の空がしらんで夜を押し上げ
うす明るくなって朝がくる。
◆日出ずる処
御来光は山上で望む日の出のこと。
山岳信仰では日の出やブロッケン現象を
阿弥陀仏の来迎に見立て御来迎ともいう。
日本神話で主神とする天照大神は
太陽神と仰がれる女神と解釈される。
この日の泊まりは多くはなかったが
皆声を上げることなく日の出を見つめていた。
皆同じ血が流れる同胞なんだなぁ。
◆温かい処
いつも最後ですいません。
「ゆっくりでえいけん」
二度寝が気持ち良すぎますから。
今期はこの騒動で
皆勤出来なかったけど
来期も変わらず通います。
では 行ってきます
◆山の同胞
「お友達がお越しですよ~」
ろくべえさんっ!!
先週共に山を歩いた盟友が現れた。
「日を誤っとたわ」
びっくりさせないで下さいよ!
今回もこの山で待ってくれる人や
山仲間との再会と新たな出会い。
それぞれのふれ合いで心温まった。
◆錦の筵
山道の手入れをしてくれる人がいる。
一杯のお蕎麦を構えてくれる人がいる。
山道具も作った人の魂を感じるものがある。
それに感謝する遊山をこれからも歩きたい。
落葉紅葉もいいですね。
大地に還り次の命の肥やしとなる。
「満開」を追えば慌ただしいが
「残花」に美を見ればゆとりが生まれる。
それを共に感じる仲間と
歩いて行きたいですね。
そうですよね
ろくべえさん。
「お稲荷さん作りよったんよ
どうぞ食べてみて」
空ぞ透明山粧へど粧へど 林翔